Adoマーズ全セトリ徹底解剖!武道館の熱狂と日替わり曲の真相
2023年夏から秋にかけて全国11会場14公演を熱狂の渦に巻き込み、全席即日完売を記録した『Ado 全国ツアー2023「マーズ」』。初の日本武道館単独公演を大成功に収め、その後の国立競技場公演や2度の大規模ワールドツアー、そして2026年現在の世界的躍進へと至る決定的な跳躍台となった記念碑的ツアーです。
ネット上では今なお「武道館ファイナルで披露された全曲の並び順はどうだったのか」「地方公演だけの日替わり曲は何があったのか」「社会現象となった『唱』の初披露の瞬間はどうだったのか」といった疑問が熱心に調べられています。本稿では、当時の公式発表や現地取材の記録、映像化されたBlu-rayの全データを徹底検証し、Adoのライブ史に刻まれた金字塔の全貌を克明に解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:武道館ファイナルは「踊」から「新時代」まで全23曲で構成され、アンコールでは歴史的カバー「罪と罰」と「唱」が連続披露された。
- 要点2:日替わり枠には椎名林檎のカバー曲や初期ナンバーが組み込まれ、大阪城ホール公演での「唱」サプライズ初披露がツアー最大の転換点となった。
- 要点3:Blu-rayに完全収録された圧倒的生歌は、口パク疑惑を一掃するとともに、2026年に至る世界的ボーカリストへの覚醒を決定づけた。
【全曲完全網羅】Ado全国ツアー2023「マーズ」武道館ファイナル詳細曲順
2023年9月17日、日本武道館で開催されたツアーファイナル。巨大なLEDケージ(鳥かご型ステージ)の中にシルエットとして降臨したAdoは、オープニングナンバーから会場の空気を一変させました。多くのファンが息をのんだAdoマーズセトリ武道館公演の、アンコールを含む全23曲の完全な曲順は以下の通りです。
【Adoマーズ曲順詳細まとめ:日本武道館ファイナル公演】
- 01. 踊(オープニングから爆発的な重低音とダンスビートで会場を掌握)
- 02. 私は最強(圧巻のハイトーンが武道館のすり鉢状スタンドへ突き抜ける)
- 03. FREEDOM(コール&レスポンスで観客のボルテージを一気に引き上げる)
- 04. 阿修羅ちゃん(目まぐるしい転調とコミカルかつ毒のある歌唱表現)
- 05. ウタカタララバイ(超高速ラップを息継ぎの隙間なく完ぺきに再現)
- 06. ギラギラ(内省的な初期の代表曲で切ない情感を客席へ届ける)
- 07. アタシは問題作(シニカルな世界観をシアトリカルに表現)
- 08. リベリオン(鋭利なロックサウンドで会場の熱気を再点火)
- 09. DIGNITY(B'z提供曲。雄大なスケール感と渾身のロングトーン)
- 10. 抜け空(エモーショナルなバラード調でじっくりと聴かせる演出)
- 11. クラッカー・シャドー(スモーキーな中低音の魅力を存分に発揮)
- 12. Readymade(ジャジーなスウィング感と巧みなフェイク)
- 13. 心という名の不可解(ドラマチックなメロディラインで感情を揺さぶる)
- 14. 永遠のあくる日(ピュアな祈りにも似た繊細な歌声が静寂を支配)
- 15. 逆光(怒りと激情を叩きつけるようなシャウトの応酬)
- 16. 乱痴気(混沌としたビートの中で変幻自在の声色を披露)
- 17. ドメスティックでバイオレンス(鋭いキレ味のボーカルワーク)
- 18. うっせぇわ(すべての原点となったメガヒット曲で本編を締めくくる)
【Adoマーズアンコール曲】
- EN1. 罪と罰(椎名林檎の歴史的名曲を魂の絶叫とともにカバー)
- EN2. 唱(USJコラボ楽曲。武道館を巨大なダンスフロアへ変貌させた衝撃曲)
- EN3. いばら(Vaundy提供曲。未来への決意を叫ぶ力強いアンセム)
- EN4. 新時代(ツアーの大団円を飾った祝祭感あふれるラストナンバー)
本編18曲、アンコール4曲の計22トラック(メドレー構成を含め実質23曲規模)を、MCを除いてほぼノンストップで歌い切ったこのステージは、彼女の驚異的な肺活量とフィジカルの強靭さを証明しました。映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌群とボカロ発祥のハイテンポチューンが絶妙なバランスで配置され、まさに集大成と呼ぶにふさわしい構成美を誇っています。

【会場別セトリ違い】注目の日替わり曲一覧とサプライズカバーの全貌
全国ツアーの醍醐味といえば、各都市でしか体験できないAdoマーズ会場別セトリ違いの存在です。全11会場を巡る中で、セットリストには固定された骨格がありつつも、中盤のアコースティック・カバーセクションやアンコール冒頭において、ファンの間で「神セトリ」と呼ばれる日替わり演出が仕掛けられました。
Adoマーズ日替わり曲一覧における最大の見どころは、敬愛する椎名林檎へのリスペクトを前面に出したカバー曲の選定でした。序盤の地方アリーナ公演では「本能」が披露され、ステージ上で放たれる気迫に息をのむ観客が続出。そしてツアー終盤、日本武道館の2日間で投下されたのが「罪と罰」でした。
現地を訪れた音楽ライターの手記によると、巻き舌を交えた生々しいシャウトと、原曲への深い敬意を払いつつ自身の感情を爆発させるボーカルスタイルに、会場内の古参ロックファンすら震え上がったと記されています。このほか、初期ツアーから大切に歌い継がれてきたボカロ曲のカバーや、会場ごとのアコースティックアレンジの差し替えなど、地方ごとに異なる表情を見せたことが熱心なリピーターを生む大きな要因となりました。
『唱』と『DIGNITY』初披露の真相|現場で起きた歴史的瞬間の記録
このツアーを語る上で欠かせないのが、後に日本中を席巻するキラーチューンとなった楽曲「唱」の鮮烈な初お披露目です。Ado唱マーズ初披露経緯を辿ると、その舞台となったのはツアー終盤、2023年9月9日の大阪城ホール公演でした。
当時、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の「ハロウィーン・ホラー・ナイト」とのコラボレーション楽曲としてリリースが予告されていたものの、音源の全貌は一般公開されていませんでした。本編が終了し、アンコールの暗転の中で突然未知のエスニックなイントロと超高速のEDMビートが鳴り響いた瞬間、1万人を超える観客は一瞬の困惑ののち、凄まじい歓声へと変わりました。
一度聴けば忘れられないキャッチーな呪文のようなリフレインと、人間離れしたトップスピードのアジテーション。事前告知なしの完全サプライズ生披露を目撃した現場のファンからは、SNS上で「とんでもない新曲が爆誕した」「会場全体の床が揺れていた」という驚愕のレポートがリアルタイムで拡散。続く武道館公演でも披露され、秋の音楽チャートを独走する大ヒットへの強力な起爆剤となったのです。
さらに、映画『沈黙の艦隊』主題歌としてB'zが楽曲提供した壮大なバラード「DIGNITY」も、ツアー後半からセットリストへ正式導入されました。稲葉浩志の作詞・松本孝弘の作曲による重厚なロックバラードを、当時まだ20歳だったAdoが武道館のセンターで堂々と歌い上げた瞬間は、ネット発のシンガーが日本の音楽界の正統な後継者として認められた歴史的転換点として記憶されています。

【データ比較検証】マーズの規模・公演時間・Blu-ray収録内容の全貌
ツアーの規模感や映像作品としての完成度を客観的に把握するため、公演データとリリースされた映像ディスクの仕様を整理しました。Adoマーズ公演時間はアンコールを含めて約2時間10分前後に及び、高密度なステージングが展開されました。
| 項目 | 詳細・数値データ | 一般的な基準・相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| ツアー規模 | 全国11会場14公演 (動員数:約14万人) | 国内アリーナツアー (5万〜10万人程度) | ホールからアリーナ、武道館へ規模を拡大。全席即日完売の圧倒的動員力を証明。 |
| 総演奏曲数・時間 | 全23曲 (公演時間:約130分) | 20曲前後 (約120分程度) | MCを最小限に抑え、難関曲を立て続けに歌唱。実質的な歌唱負荷は業界トップクラス。 |
| Blu-ray仕様 | AdoマーズBlu-ray収録曲 武道館公演全23曲完全収録 副音声オーディオコメンタリー付 | ノーカット収録+特典映像 (標準的な仕様) | 初回限定盤にはハードカバーブックやアクリルスタンドを同梱。音響ミックスの再現度が極めて高い。 |
| チケット価格帯 | 指定席:9,000円(税込) VIP席等の一部設定あり | 8,500円〜12,000円 (大型アリーナ相場) | ハイレベルな音響と巨大LEDケージの舞台美術を考慮すると、コストパフォーマンスは極めて優秀。 |
2024年4月にリリースされた映像作品『マーズ』は、オリコン週間映像ランキングで軒並み首位を獲得。パッケージ化に際しても武道館公演の熱気が損なわれることなく収録されており、現地に行けなかったファンにとってもマストアイテムとして認知されています。
【実態検証】ファンの口コミ評判とネットの反応に見る「マーズの熱量」
ツアー開催中およびパッケージ発売後、Adoマーズライブ感想評判とAdoマーズネットの反応は主要SNSや音楽掲示板で異様な盛り上がりを見せました。現場に足を運んだファンたちのリアルな証言を抽出すると、共通する絶賛ポイントと独自の演出に対する戸惑いが浮かび上がってきます。
「CD音源を遥かに超える声量に圧倒された」「音圧で服の裾が震えていた」という生歌に対する賞賛は全公演で共通していました。特に、原曲以上にドスを利かせたがなり声や、息を呑むようなピアニッシモの使い分けなど、生演奏ならではの表現力に対する評価が際立ちます。一方で、顔出しを行わず特殊なケージ型スクリーン越しにパフォーマンスを行う手法については、「表情が見えにくいため双眼鏡の意味があまりない」「生身の人間が本当にそこにいるのか一瞬疑ってしまうほどのサイバー感」といった、初参戦の観客ならではの戸惑いの声も一部で見られました。
しかし、中盤のMCで垣間見せる等身大の謙虚な語り口と、曲が始まった瞬間に怪異的な歌姫へと豹変するギャップが、そうした疑問を完全にねじ伏せました。ファンの間では「姿を隠しているからこそ、声という情報だけで何万人もの感情をコントロールしている」という肯定的な受容が急速に進み、唯一無二のライブ演出様式として定着したのです。

一般に知られていない盲点とネットの誤解|「完全生歌なのか」の議論を解く
インターネット上の検索コミュニティや動画コメント欄などで定期的に浮上するのが、「あの激しい楽曲群をあのようなピッチの正確さで歌えるはずがない」「一部被せや口パクなのではないか」という懐疑的な言説です。しかし、音響関係者の証言や実際のライブ音源を検証すると、この疑惑が明らかな誤解であることが分かります。
現場でのマイクワークを注意深く観察すると、ブレス音(息継ぎ)の生々しいタイミング、シャウト時の微妙なカスレ、感情の高ぶりに伴うピッチの揺らぎなど、録音音源の再生では決して生じないフィジカルな情報がダイレクトにPAから出力されていました。高難度のコーラスパートや特殊エフェクトの一部には同期音源(マニピュレーターによるトラック)が併用されているものの、リードボーカル自体は100%完全生歌で歌唱されています。
なぜこれほど破綻のない歌唱が可能なのか。その背景には、ボカロ曲特有の人間離れした跳躍音階を10代前半から自室のクローゼットで歌い込んできたという、特異なボーカルトレーニング歴があります。身体全体を楽器として鳴らす共鳴腔のコントロール技術が卓越しているため、激しいアクションを伴ってもブレない強靭な発声が維持できているのです。「被せ疑惑」が生まれること自体が、彼女の生歌の精度が既存のライブ常識を逸脱していることの裏返しと言えます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
音楽評論およびライブ演出の観点から、Adoのライブ体験や『マーズ』映像作品の鑑賞において、満足度が最大化する人とミスマッチを起こしやすい人の基準を提示します。
【向いている人・今すぐ体感すべき人】
- 圧倒的なボーカルスキルと声色の多彩さを味わいたい人:1曲の中で何人もの人格を演じ分けるような声のグラデーションは世界最高峰の鑑賞体験となります。
- ボカロカルチャーと最新のマス・エンターテインメントの融合を見たい人:インターネット発祥の音楽が武道館を制圧する熱量を体感したいリスナーには必見です。
- 映像・照明・サウンドが極限まで同期したデジタルアートを好む人:LEDケージを駆使したシルエット演出は、従来のバンド型ライブとは一線を画す美学があります。
【慎重になるべき人・期待値を調整すべき人】
- 演者の肉眼での表情やアイコンタクトを重視する人:顔立ちや細かな表情の機微を直接確認することは演出コンセプト上不可能です。
- アコースティックで自然体な生演奏のみを好む人:シーケンス(同期トラック)を多用した重低音主体のサウンド構成であるため、純粋な生楽器アンサンブルを求める層には刺激が強すぎる可能性があります。
【ado マーズ セトリ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ツアー『マーズ』の全公演での平均公演時間はどれくらいでしたか?
A1:アンコールを含めて約2時間10分〜2時間15分程度でした。本編の曲間インターバルが非常に短く、MCも要所のみに絞られていたため、密度の極めて高い演奏時間となっています。
Q2:武道館公演とそれ以外の地方公演で最も大きなセトリの違いは何ですか?
A2:最大の違いはアンコールでの楽曲です。武道館では椎名林檎のカバー「罪と罰」が披露されたほか、ツアー終盤(大阪城ホールおよび武道館)でのみ新曲「唱」が先行初披露されました。地方公演では「本能」のカバーや別のアルバム曲が組み込まれていました。
Q3:Blu-ray『マーズ』には地方公演の日替わり曲も収録されていますか?
A3:市販のBlu-ray/DVD本編に収録されているのは2023年9月17日の日本武道館ファイナル公演の全23曲です。地方公演のみで歌われた日替わり曲(「本能」など)の全編映像は収録されていませんが、初回限定盤に付属するフォトブック等でツアー全体の足跡を確認することができます。
まとめ:マーズが刻んだ軌跡と2026年以降のAdoライブ体験へ
『Ado 全国ツアー2023「マーズ」』は、単なる国内ホール・アリーナツアーの成功にとどまらず、インターネット発の歌い手が名実ともに日本のトップポップスターへと駆け上がる歴史的瞬間をパッケージしたものでした。武道館で轟いた全23曲のセットリストは、彼女の類まれな歌唱力と表現への執念が凝縮された集大成です。
Adoライブ最新情報2026を見渡すと、彼女はその後、国立競技場での2Days単独公演や世界数十都市を巡るワールドツアーを成功させ、演出規模も表現力もさらなる高みへと到達しています。しかし、そのすべての爆発的進化の原点がどこにあったのかを知る上で、この「マーズ」のセットリストと当時の熱狂は、今なお色褪せない絶対的な基準点であり続けています。まだ映像を未見の方は、ぜひその圧倒的な歌声の衝撃を自らの耳で確かめてみてください。 (出典: ado マーズ セトリ(Yahoo!ニュース))